中山道 宮ノ越 《平成28年10月中旬》 |
中山道を宮ノ越宿から藪原宿方面へ向かうと、旧街道・中央本線・現国道共に、こんもりとした小高い山に突き当たります。
その頂上に東屋のようなものがあるのが以前から気になっていたのですが、ネットであらゆる情報が手軽に入手できる時代、遅ればせながら調べてみました。 山の名は山吹山。 登山情報なども確認でき、安心して現地へと向かいました。 実際、登山口までは案内看板なども整備されていて、山頂までも迷うことなくたどり着けました。 が、その登山道、「らっぽしょ」というお祭りが開催されるためか、戦前の荷車道のような幅広で硬く締まった路盤が印象的なのですが、それでいてしっかり登山道! 傾斜は結構強烈です。 数えたところ八つほどの切り返しを経て、重い機材を背負っても三十分程で、麓からも目立つガレの上部にある鞍部の東屋に至ります。 見下ろす景色は想像以上。 木曽の流れと中山道・中央本線が絡み合うようにくねくねと、視線の先には宮ノ越の宿場町。 午後の日差しに輝いていました。 一日目はどんな風景が望めるのかわからずに登り、さあこれからと思っていたら、手前の集落に山影が伸びてしまい、翌日再度登山で写しとめました。 |